なおえもん55 ~人生悪あがき~

人生100年時代を「独身&子なし」女がどう生きるか

鹿児島車中泊旅

ご無沙汰しております
バタバタしている間に随分と日にちが経ってしまいました
前回、パートナー君がホームレス(車中泊生活)になったことを伝えましたが
4ヵ月経った今もなお継続中で
年末年始は一緒に鹿児島へ赴き、1週間釣り三昧で過ごしました

私たちが行った大隅半島は、観光地の多い薩摩半島とは違い
自然豊かな田舎町
コンビニもスーパーもなく、不便極まりないものの、
"釣り人天国"と言われるように釣りスポットは無限で
車中泊できる場所もたくさんあります
車を見た地元の人から必ず「釣りか?」と聞かれるほど
日本各地から釣り人が訪れているようです

われわれの一日は
朝6時からパートナー君が釣りを始め、
7時過ぎに私が起き、お湯を沸かして朝ごはんと身支度
その後、漁港を2つくらい周り(釣りもします)
お昼になったら地元の食堂でご飯(外れなし!)
午後は、場所を変えてまた釣りをしたり、
1時間以上かけてスーパーで買い出ししたりと自由な時間
夕方5時には地元の温泉(300円!)に入り(7時には終わっちゃうので)
それから夕飯を食べ(自炊または外食)
21時には就寝、というものすごく健康的な生活を送っていました

ご飯がホントに美味しいのと
公共の温泉がこれまた格別なのと
地元の人はとても温かいし、
気候は良いし、海はめっちゃ碧いし
漁港には可愛い猫ちゃんがいっぱいいるし
夜は、比喩的にはおかしいけど、吐きそうなくらい迫力ある星空が見られるし
田舎最高ーー

最後の日に一日だけ鹿児島市に行きましたが
車中泊できる場所はないし、どこにでもあるコンビニ、チェーン店、たくさんの道路
特に観光はしてないので、地元にいるのと変わんないなって感じで
これほどに田舎暮らしがいいなと思えたのも新鮮な気づきでした
私は常々便利なところがいいと思っていたけど、
今の"便利"はやっぱり過剰で、その過剰さゆえに疲れてるんだなって思った次第です

一度も退屈を感じたことはなく、なんせ全部自分たちでやらないといけないので
力を合わせてそれぞれの役割を全うしたっていう達成感がハンパない

これが自分一人だったら、旅館に泊まって、名所を見てっていう
お決まりのパターンになってしまい、それはそれで楽しいのですが
今回は車中泊や、釣りっていう地元の人との共通項があったこともあり
すんなり地元に溶け込め、"日常"を過ごして
まさに自分が思い描く理想の旅行となりました
またGWも車中泊旅行に行きたいなあ

パートナー君は旅行から戻ってきてからも相変わらず車中泊です
二人の関係は、変わってないようで、少しずつ変わってきていると思う
なにがって言われるとすぐには答えられないのですが…
それはまた別の機会に

※岩の先っぽにいるのはパートナー君です

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車中泊生活

相変わらず、パートナー君はホームレス(車中泊)生活です
髪は伸び放題、食事も一日1回という日も多く、
ホントに原始人みたい
といって本人はすこぶる体調が良いようなので
一日3食、決まった時間に食事をとるとか
毎日必ず〇〇しないといけないとか
そういう一般社会の常識が、
いかに彼のストレスだったかがよくわかります

今も海沿いで寝泊まりし、週末はずっと釣りをしているようで
知らない間に釣り人たちの人気者になっていました
「サーフでブリを釣り上げるヤバイ奴がいる」と噂になっているようです

そんなこんなで、
「年末年始は九州で釣り三昧してくる!」と連絡があり
ずっと一人で放っておかれるのは嫌だ!と、私も同行することにしました
もちろん車中泊です

現在パートナー君は、お風呂がある道の駅をWebで調べたり
車中泊のコツをYoutubeで確認したり
ガイドブック、地図、ポータブル電源などを購入したりと
忙しそうに準備を進めている一方で
私は一番の懸念事項である「寒さ」をなんとかすべく
防寒着、防寒グッズを買いまくっています

また、本当に車中泊でも大丈夫か
12月の週末は、近場の海で練習する予定
ワタクシ、わりと化粧や髪の毛もちゃんとセットするタイプなのですが
過酷な、外見などかまっていられない環境で
自分がどうなるか楽しみです

途中リタイヤして新幹線で帰ってくるか
私も野生人化するか!?

かくも厳しいHIPHOP

HIPHOP教室に入会し、2ヵ月が過ぎようとしています
私がいるのは大人初級クラス
このダンス教室の生徒は学生が中心なので、大人はもともと人数が少なく
さらに今はK-POPやJAZZHIPHOP(セクシーなダンス)の人気が高いため
スタンダードなHIPHOP教室はクラス数が多いわりに生徒が少ない

とにかく周りの足を引っ張りたくない私は一番少人数のHIPHOP初級クラスを選択
基本は先生と私のマンツーマン、たまに25歳の男の子が来るだけの最少クラスです

自分で言うのもなんですが、ド素人の私でも結構がんばってると思うんですよね
確かに持久力は20代にかないませんが、
曲やフリ付けを覚える速さ、リズム感なんかはバンドで培った経験で
ついていけていると自負しています(必死ですが
なのにか、だからか、クラスの内容はとても初級とは思えないほどしんどい

特に25歳の男の子はめちゃくちゃ上手く
彼が来る日は先生もうれしいようで、レベルが3段くらい上がる

「これ、初級じゃないですぅぅ」とゼーハー言いながら訴えると
HIPHOPにはいろんなスタイルがあって、先生によってまったく変わるため
生徒は自分の好きなスタイルによって先生を選んでるから
初級とか上級とかは関係ないと(間違いなく25歳の子は上級クラス
それ聞いてないんですけどー。。
とはいえ、先生は私を置いてけぼりにはせず、一生懸命教えてくれます

でもこの間、この初級クラスに「体験」で20代前半の女性が来まして
彼女はバレエ経験者、HIPHOPは初めてとはいえ、見るからに身のこなしが違います
そしたらさ、先生の食いつきがまるで違ったんですよねえ

ダンス経験者だし、20代だし、確かにこんな伸びしろのある人を教える方が
やりがいがあるんだろうなって、ちょっと凹みました
教室が終わった後も、私なんかは特に雑談もせず帰るのですが
外で先生とその女性はずっとダンス談議してて
くー、このクラスにいちゃダメですか?私…

ダンス教室に入る前、私が
「こんなBBAが入ったら教室の先生や生徒に笑われるかな…」と心配していたところ
パートナー君が
「俺だったら、50歳の女の人がたった一人で"やりたい"って入って来たら
 よほどの決意なんだろうなって、めっちゃ真剣に教えたくなるね!」
と背中を押してくれたのですが
世の中そんなに甘くはなかったw

あ、でも、先生は私に対して嫌な態度をするとかではまったくないので
辞めたいと思ったことはないですよ!
まあ、私がいくらがんばったところで、20代の子には追い付けないという現実に
改めて打ちのめされるとともに
自分が満足しているとはいえ、期待されないというのは寂しいことだなと

仕事も求められるうちが花
激務でもストレス溜まっても、求められていることに感謝し、
精一杯結果を出そうと思いました

彼がホームレスになりまして

パートナー君がホームレスになりまして

というと、なかなかインパクトありますね
まあ詳しいことはよくわかりませんが
自宅に元奥さんが急に出入りするようになったとかで
相手はヨリを戻したい気持ちもあるようですが
(昔は彼女が感情的になって家を出て離婚、だったようです
そういうのは見せずに、ふらっと来ました~的な感じのようです

家に来てもお子さんとだけ話しているので
パートナー君的には特に嫌なわけでもないのですが
なんかこう「違和感」があったようで
ふらっと出てっちゃったんですよ
で、今は車上生活、さすが自由人

とはいえ、自宅の隣にある会社には毎日来てるため
お子さんたちは全然気にしてないそうですw、さすがよくわかってる
(父親ゆずりの自立した子ばっかなんで)

私も彼のその行動はとてもよく理解できます
みんなは彼が私のところに来てると思ったようですが、そんな人じゃない
ただいま車上生活2ヵ月めに突入
今日はどこで寝よう、何を食べようってホント楽しく暮らしてますよ
ちなみに車はハイエースで、もともと後ろは快適に寝られるスペースが作ってあります
そして、かなりの釣りキチなので釣り道具ばっかり
あとは生活用品がもろもろ
キャンピングカーとまではいかないけど
男性が一人で暮らすのに不自由はなさそう

普段は高速のSAでお風呂に入り、駐車場で寝ているようですが
(彼曰く、車中泊してても一番不審に思われない場所だそう)
少しでも時間があれば、1時間半くらいかけて海へ行き
夜釣り、朝釣りを楽しんでから会社へ行っています
(海も釣りをする人が多いので車が夜通し停まっていても不審に思われないみたい)
よく彼からとても素敵な海の写真が送られてきます

家を出たのは、ちょっとした居心地の悪さが始まりだったものの
家を出てみて、彼が自分でも驚いたのは
「家に帰らなくていいんだ」っていう喜びと解放感
ホント、根っからの自由人だけど
ちゃんと父親するためにがんばってたんだと思います
毎日家に帰らなくてはいけないという暗黙かつ常識的なルールに
こんなにもストレスを抱えていたんだと気づき
家に帰らなくていいことで、こんなにも気持ちがラクになるなんてと
目からウロコだったよう

お子さんたちは立派に育ってもう成人を迎えているし
自分が一生懸命建てた家にも執着はないし
このまま自宅に元奥さんが住み続けても別によくって
ただただ気のすむまで車上生活しよう、夏になったらアパートでも借りるかな
ってそんな感じ
ま、そのうち海外に行っちゃいますしね

「俺、ホームレス経営者w」って肩書も気に入ってるようです

確かに、サラリーマンじゃ車上生活は難しいわ
髪の毛ボサボサだし、無精ひげだし、好きな時間に出社してるし
なんだかどんどん野生人化してる
でも、とてつもなくイキイキしてます

パートナー君と一緒にスリランカに行ったときも
あっという間に現地の人と友達になっちゃって
どこへ行っても「コイツをここに置いて行ってくれないか」と言われたなあ
彼は一度向こうに住んだら、もう帰ってこないかも、と感じるこの頃であります

近くにいるようで、いつも遠くを見ている人
それでもこの人から目が離せないんですよね

変化する女性の体

50歳前後というと、閉経の時期
実は1年くらい前、生理が2ヵ月以上来なかったときは
とうとう来た、と想像以上に自分がショックを受けていることに気づき
パートナー君に伝えながら、思わず涙が出てしまったほどでした
落ち込みの原因は更年期への不安等ではなく
「もう女ではなくなってしまった」という悲しみ
精神的にも不安定だったのか、ホルモン注射を打とうとか
真剣に考えていました

その後生理が来た時、
あれほど苦痛だった生理が、愛おしく、ありがたい気持ちになったのは初めてです
とはいえ、終わりに近づいているのは紛れもない事実で
現在周期はぐちゃぐちゃ
2ヵ月なかったと思えば、2週間おきに来ることもあり
そんな日々を過ごすうち、閉経することへの悲しみはまったくなくなりました
閉経って、なくなってから1年経つとそう呼ぶみたいですが、
実際病院で調べても、断定する根拠はないようです

そして、時間が経つほど、生理がない期間の方が当たり前になってきて
旅行やプールの予定を気にしないで済むってことにものすごい解放感を感じています
今も忘れた頃にくるのですが、あのときの感謝はどこへやら
「げーーまた生理用品買ってこなくちゃ…」って
人間ってホント自分勝手ですね

ただ、そういうのを繰り返すことで免疫をつけて、
生理がなくなることのショックをやわらげてくれているのかなあと思ったりします
何の前触れもなくある日突然終わっちゃったら、やっぱショックかな

生理が終わったからといって、当然女性でなくなることはないし
大きく見た目が変わるわけでもない
更年期については、昔から体調が良いと感じたことがないので
特に変わりはないかなあ

白髪、老眼、難聴、もの忘れ等々・・・
いくら「アンチエイジング!」といっても抵抗できるものには限りがあり
やはり50歳は50歳、40代の頃に比べて
だいぶ老いを受け入れることができるようになったと思います
あきらめるんじゃなくて受け入れる
気持ちの面では、年をとるごとにラクになってきたこともたくさんあるので
老いを嘆くのではなく楽しい50代をめざしたいと思います

笑う自分

パートナー君といると
自分は本当によく笑うんだなということに気づきます

私は子どもの頃から人の顔色をうかがう人間でした
それは親がすぐに怒る人だったことが大きいと思います
例えば、戸を閉める音が大きかったり
飲み物の入ったコップを倒してしまったり
頼まれていたものを買い忘れたり
そんな小さなことでも、ものすごい剣幕で怒鳴られるので
私はいつも神経をすり減らしていました
反抗期のときでさえ
めちゃめちゃ親に口答えしながらも、秒速で殴られ、ひるんでしまうので
結果、まったく反抗できてなかったのかも

それは大人になった今でも沁みついていて
モノを落として大きな音をたててしまったときなどは
自分がやったのではなくてもビクっとなり動悸がします

そんな状況で生きてきたので
パートナー君の私に対する(すべての人に対してそうですが)態度は
驚きを通り越して、なにか裏があるのではないかと疑惑をもつほどでした

彼は、私が間違えてやってしまったことや、うっかり何かを壊してしまったときも
笑って許してくれるし、全然気にしない
私の感情が不安定でひどいことを言っても、嫌な対応をしても
感情的になることはなく、冷静に諭してくれる
何かあったのかと心配してくれる

相手がそうであると、自分も「怒り」つまり
自分の思い通りにならないことにイラ立ちの感情を持つことが
いかに不毛なことかがわかるようになり
私自身、友だちにドタキャンされたりしても怒ることがなくなってきました

そして「絶対に怒らない」という彼の徹底した態度によって
私は昔のようにビクビクすることがなくなり
その代わり、無邪気に笑えるようになりました

「怒り」は本当に相手を疲弊させるし、怒っている自分自身も疲弊する
「怒り」からは何も生まれないと私は思います

今心から笑え、素直でいられるのは、
「この人は絶対に私を怒らない、傷つけない」と信じられるから
それが甘えになることはなく、
ただただ、そんな人を私も傷つけないようにしようと思うばかりです

今笑っている自分は、どんなに着飾ったときより
イケてると思えます

ご無沙汰です

ご無沙汰しております
最近全然ブログが書けていないのは
ご察しの通り、失恋?期間に手広くいろいろなことを始めすぎて
にっちもさっちもいかなくなっている状態だからです(汗

ヒップホップ教室
→体験レッスンのときは良かったのに、始まったらめちゃめちゃキツイ!!
 20代の子と一緒なので足を引っ張りたくないけど、
 体力、瞬発力など、雲泥の差なのが悲しい。。
アクアビクス教室
→こっちは私より年上の人が多いので、気持ち的にはラクなのですが
 ヒップホップ教室の次の日ということもあり体が悲鳴をあげている…
 週末の下半身の筋肉痛がすごい
釣り(サーフ)
→パートナー君の見立てで道具を一式購入
 今まで自分でやってこなかった糸と糸をドッキングする方法(FGノットという)
 などをYOUTUBEで毎日練習中(汗)
 これも編み物をしているようで(老眼鏡必須)
 きれいにできるまでには時間がかかりそう
資格試験
→PRプランナーの1次、2次を取得しているので最難関の3次に挑戦しようと(11月)
 これが想像以上に大変で、相当焦ってるところです
 残り時間を計算すると全然時間が足りない!

これに加えて、急に仕事が忙しくなった…
(もっというと水泳もあるし、算命学教室もある
一日ってこんなに短かったっけ??って状態なんです

でもまあ、ヒマが一番つらいので
たぶんこれくらいがいいんだと思います
私は算命学でいう「濁」が多い人なんで
日々バタバタしてたり、激動の方が力を発揮するんです
12月になったらご褒美でもう一度一人旅するのだ!