なおえもん55 ~人生悪あがき~

人生100年時代を「独身&子なし」女がどう生きるか

なおえもん、足るを知る

不眠症の薬をやめてから約4ヵ月、順調だったんですが
また眠れなくなってきちゃいました…
どんなに体を酷使しても眠くならない

なので、お誕生日Weekということもあり
明日から1泊2日で伊豆へ旅行してきます
県をまたぎますが…車移動&一人旅なのでお許しください(ワクチン接種済です!
図書館で「るるぶ」(久しぶり)や、おもしろそうな本を何冊かかりて
ちょっと気分転換に
私の場合、場所がかわるとさらに眠れなくなっちゃうんですが(汗
一日中海でも見ながらぼーっとしてればリラックスできそうです
気が向いたら写真アップします

話しは変わり、
週末、久しぶりにバンド仲間のM嬢から連絡がありました
会うのは2年ぶりくらい?
「今あなたに会いたい私がいます」なんて書き方にちょっとドキっとして
「今日会おう!私はいつでもいいから」とすぐに連絡し、
うちでお茶することに

予感は的中で
久しぶりのM嬢はもともと細い体がさらに細くなっていて
腰まで伸ばしていたきれいなロングヘアをばっさり切り、肩にかかるくらいのボブに…
と思ったら、抗がん剤でウィッグなのだと教えてくれた
そう、彼女は癌を患っていました

友だちが大変な状況にいたことをまったく知らずにいたなんて
改めて、人に会えない環境を作ったコロナをうらめしく思いましたが
「会いたい友だちもいないし」と人に会わない状況を作ったのは
他の誰でもなく私なわけで
そんな自分が孤独だ、一人で寂しいなどと
どの口が言ってんだと、心底情けなく思いました

がしかし、落ち込んでいる場合ではない
彼女の抱える孤独や不安が少しでも紛れるなら
いつでも会いに行くし、一緒にいると約束しました
神様はこのために私に"ひとりの時間"を与えたのだろうか

自分より不幸そうな人を見て、自分の幸せを確かめめる、
なんて言い方は好きではありませんが
「足るを知る」ということを実感した日

彼女が「誕生日おめでとう」とくれた花束を見るたび
来年の彼女の誕生日には、歳の数だけいっぱいきれいな花を贈りたい
そして「生きててくれてありがとう」って言いたい