なおえもん55 ~人生悪あがき~

人生100年時代を「独身&子なし」女がどう生きるか

変化する女性の体

50歳前後というと、閉経の時期
実は1年くらい前、生理が2ヵ月以上来なかったときは
とうとう来た、と想像以上に自分がショックを受けていることに気づき
パートナー君に伝えながら、思わず涙が出てしまったほどでした
落ち込みの原因は更年期への不安等ではなく
「もう女ではなくなってしまった」という悲しみ
精神的にも不安定だったのか、ホルモン注射を打とうとか
真剣に考えていました

その後生理が来た時、
あれほど苦痛だった生理が、愛おしく、ありがたい気持ちになったのは初めてです
とはいえ、終わりに近づいているのは紛れもない事実で
現在周期はぐちゃぐちゃ
2ヵ月なかったと思えば、2週間おきに来ることもあり
そんな日々を過ごすうち、閉経することへの悲しみはまったくなくなりました
閉経って、なくなってから1年経つとそう呼ぶみたいですが、
実際病院で調べても、断定する根拠はないようです

そして、時間が経つほど、生理がない期間の方が当たり前になってきて
旅行やプールの予定を気にしないで済むってことにものすごい解放感を感じています
今も忘れた頃にくるのですが、あのときの感謝はどこへやら
「げーーまた生理用品買ってこなくちゃ…」って
人間ってホント自分勝手ですね

ただ、そういうのを繰り返すことで免疫をつけて、
生理がなくなることのショックをやわらげてくれているのかなあと思ったりします
何の前触れもなくある日突然終わっちゃったら、やっぱショックかな

生理が終わったからといって、当然女性でなくなることはないし
大きく見た目が変わるわけでもない
更年期については、昔から体調が良いと感じたことがないので
特に変わりはないかなあ

白髪、老眼、難聴、もの忘れ等々・・・
いくら「アンチエイジング!」といっても抵抗できるものには限りがあり
やはり50歳は50歳、40代の頃に比べて
だいぶ老いを受け入れることができるようになったと思います
あきらめるんじゃなくて受け入れる
気持ちの面では、年をとるごとにラクになってきたこともたくさんあるので
老いを嘆くのではなく楽しい50代をめざしたいと思います