なおえもん55 ~人生悪あがき~

人生100年時代を「独身&子なし」女がどう生きるか

なおえもんの経験則

9月に入り、今日はぐっと秋らしい空気です
生まれ月なので、秋は大好きですが
いかんせん、切ない…
今年もあとちょっとで終わりだな、とか
また一つ歳をとるな、とか
嫌いな寒い冬が来るな、とかで
なんかセンチメンタルに、感傷にひたってしまうわけです

ちょっと話は変わりますが
長い人生の中には、とんでもなく辛い出来事もいくつかありました
いつだったか、自殺したいという若者に、なおえもんの身の上話を聞かせたら
「ねーさんに比べたら俺幸せだわ!自殺するなんて言ってゴメン」と
若者が立ち直ってくれたのはうれしいのですが、
なんとも複雑な心境になりました

そんな私には、過去の経験で発見した「法則」があります
それは

「どんなに辛い経験も、3ヵ月経てば立ち直れる」

ということ

最初にとんでもないダメージを被ったのが27歳くらいのとき
家族も友人も私が自殺するのではないかとヒヤヒヤしていたし
自分自身も、死んじゃいたいといつも考えていたのですが
なんとか乗り越え、3ヵ月経ったときにはかなりメンタルが回復していました

それ以降、耐えられないほど辛い経験があったときは
「もうダメかも…」と底辺まで落ちるのですが
「あれ(27歳の経験)よりはマシだから、たぶん大丈夫」という気持ちが自分を支え
乗り越えられるようになったと思います

その一つが離婚で
情緒不安定な中、当時も「3ヵ月の法則!」と言い聞かせてふんばりました
で、やっぱり3ヵ月後には
あのとき苦しんでいたのが嘘のように復活しているんです

辛いっていう感情は、その「あった出来事」に対してだけではなく
この辛さが一生続くのでは、自分はもう二度と立ち直れないのでは、
という不安も大きいと思うんですよね
「期限付き」だと信じるだけでも、人ってかなり救われると思うんです
(しかもそれが証明されていれば尚更)

この経験則は自分にとって大きな自信となっていて
今後何があっても、自分は立ち直れるんだ!、と漠然と思っています